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虚兎(うつろうさぎ)は2周年!ありがとうございます☆

いんたびゅーvol.3④/ゲスト「勇者」

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こんにちは。虚兎です。

 

 

インタビュー

新しい光

🐇さて、やっとの事で魔王の城まで辿り着きました。これから城の内部を抜け、魔王の下まで行かなければなりません。

 

🌟はい。まず私達のパーティーは私、勇者。バトルマスター。賢者。スーパースターの4人ですが、ここまで旅を続けている間に、新たに4人の仲間が増えました。みな志しを同じく、魔王を倒すために立ち上がった頼もしい仲間達です。

 

🐇流石に4人だけでは無謀ですものね。ではその方達の職業は何なのでしょう?

 

🌟まず一般の冒険者が就く事のできる職業とは違い、この4人はそれぞれ固有の職業を持った方々です。

これには上級職や下級職と言った概念はありませんが、その道を極めたスペシャリスト達ばかり、それに普通ではなかなかお目にかかれない、珍しいスキルや強力なスキルを持っています。

 

 

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超能力者(エスパー)

生まれながらに超感覚的能を持った人間です。念力により武器を使わなくとも離れた相手に攻撃をする事が可能です。特長としては魔法ではないので魔力に依存しないと言う事です。

東の果ての島に伝わる剣士です。「刀」と言う特殊な剣を使い、高い攻撃力で単体にも全体にも攻撃が可能。さらに経験を積む事によりか「2回攻撃」や、「即死効果」と言った優れた技も習得します。

 

 

 

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剣闘士グラディエーター

闘技場で戦う戦士です。人間や猛獣、魔物といった様々な種類の相手に立ち向かいます。攻撃力、防御力に優れ、様々な武器を使いこなすパーティーの主戦力です。

風水師

方角により吉凶を読み解く占いの一種です。自然界のあらゆるエネルギーの流れを読みとり、またそれを操る事が可能です。

移動中や戦闘中に、常に効果を発揮する常時発動型スキルの持ち主と言う大変レアな職業です。

 

🐇なるほど。実に頼もしい仲間達です。

 

 

瓦礫の迷宮

🌟全員で8人になりますので、移動には馬車を利用していますが、魔王城の中もそのまま馬車ごと乗り込みます。

 

🐇む!強行突破と言うわけですね!盛り上がってまいり…

 

🌟いえ。そうではなく、8人ともなれば荷物も大変ですし、「戦闘は4人、後は待機」これは馬車で旅をする時には基本的な戦術なのです。一説には馬車の登場と同時に生み出された奥義とも言われております。

 

🐇そうなのですか。

 

🌟そしてむしろ強行突破とは逆で、できるだけじっくりと城の中を探索しなければなりません。アイテムを回収するのです。魔王も配下の魔物達も財宝などには興味がないので、城内の宝箱など残っていればそのままになっているはず、そこに強力なアイテムが眠っている可能性があります。ぜひとも回収し、魔王戦に役立てたいと思います。

 

こちらをご覧下さい。

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魔王城の内部です。おわかりの通り、正面入り口から階段を2回上がれば魔王がいると思われる玉座の間です。

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しかし各階のドアや通路を進むといくつも部屋があり、アイテムを回収してから向かいたい所です。その為できるだけ戦闘を回避して、体力や魔力を温存する必要があります。

 

🐇しかし温存と言っても、城の中を馬車でうろうろしていれば、魔物にあっと言う間に見つかってしまいませんか?

 

🌟まぁ音が出ないように馬や馬車の車輪には、革で作った靴を履かせますけどね。

 

🐇音もそうですが、「馬車自体」はどうするのです?ごまかせるサイズではないはずです。

 

🌟まず最初に魔王の城にいる魔物達はどれも凶暴なやつらばかりですが、種類はと言えばとくに多いわけではなく、せいぜい数種類です。

 

🐇ふむ。

 

🌟しかもその中で言葉を話せたりなど、高度な知能を持つ者は更に少なく、殆どの魔物は「魔王城の守護」と言うより、ただ徘徊してるだけなのです。

そしてそれらは種類によって動物学的に、視力が弱いタイプや、動く物に反応するタイプ色を識別できないタイプなどいる為、なるべく隅の暗がりや、倒れた柱、山になった瓦礫の陰を通ります。

ただやはりどいつもこいつもニオイには敏感です。

アイテムの魔物の餌で注意をそらすのも良いですね。これは魔物を呼び寄せる道具ですので遠くに投げて下さい。

どんな魔物も簡単に近寄ってくるあたり、やはり殆どはただ徘徊しているだけと言う事実が伺えます。

注意をおこたらなければ極力戦闘を回避し、探索する事ができます。

 

それでも回避できない戦闘は仕方ありません。私達の目的はあくまで魔王1人ですが、襲ってくるならば話は別。ここは普段からサイズの大きい魔物も徘徊しているようなので、多少の戦闘音ならごまかせるでしょう。正義の名の下に、素早く静かに始末するのみです。

 

玉座の間

🐇ここからはよりわかりやすく説明するため、勇者さんの頭の中のイメージを虚兎の心に伝えて頂きました。

それを虚兎が絵にします。だいぶ更新されなかったのはこのためです。

少し絵が多くなりますので楽しんで下さい。

 

 

 

🌟一階、二階と歩を進めるにつれ緊張感が高まります。

全員で馬車を押し、苦労しながらもとうとう三階へ。禍々しい空気が強くなります。この先に魔王がいる。そして私達は玉座の間へ。

 

 

しかし…

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🌟いません。

 

🐇…む!

 

🌟そこには荒れ果てた空間が広がっているだけでした。

部屋の奥には歪な形の玉座があります。

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しかしこの部屋にいるのは間違いありません。賢者が部屋を明るくする魔法をかけ、全員が部屋のあちこちに目を配ります。

 

🐇廃城だけに、そこらじゅうボロボロです。奥のカーテンの後ろとかも怪しいですね。

 

🌟邪悪な気配が立ち込める中、風水師が気の流れを読み取ろうとします。 手の上に方角を表す光の円盤を出し、方向を示す矢印を置きます。

すると…

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🐇む!何やら影のようなものが…。

 

🌟そうです。そしてどうやら邪悪な影はゆっくりと移動しているようです。風水師の気の流れを読む力が、とうとうその正体を暴きます。

 

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🐇あっ。後ろにいますね。ずずっ(お茶)。

 

🌟その通りです。ずずっ(お茶)。

 

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🐇でました。

 

🌟はい。

 

 

 

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🌟彼が魔王。全ての魔物を統べる長です。

 

 

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