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虚兎(うつろうさぎ)は1周年!ありがとうございます☆

いんたびゅーvol.3⑤/ゲスト「勇者」

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こんにちは。虚兎です。

インタビュー

🐇とうとう魔王がでましたね。世界の平和を賭けた戦いが始まります。

 

🌟がんばります。

 

魔王

🐇でも、勝ったんですもんね?

 

🌟そうです。勝ちました。

 

 

 

お読みいただきありがとうございます☆

             presented  by  虚兎

             ©️2020…

 

 

 

 

🐇そうはいきませんよ。やはり最後の戦いですし、内容を少し…。

 

🌟うーむ。戦いを文章で伝えるのは難しいですが…

まぁそれでも…。

 

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ついに私達は魔王と対峙しました。相手は魔族の王。どんな卑怯な罠が待ち構えているかわかりません。警戒しながらも8対1の真剣勝負です。

 

人数ではこちらが多少有利。

普通ならば全員で相手を囲む所ですが、そうはいきません。相手からは溢れるほどの魔力を感じます。うかつに囲んでしまおうものなら、強力な全体攻撃が全員に被弾してしまいます。

パーティーは半分に分け、半分は離れた馬車で待機させておきましょう。

 

戦いが始まりました。相手は体術、魔力共に優れており、人数の差をものともしません。

こちらが体制を整え攻撃に移るまでの間に2度、3度と技を繰り出します

加えて魔法も通常の物とは桁違い。

指先から放たれる炎は一瞬にして周りを火の海と化し、手を振り下ろせば部屋全体が揺れるほどの爆発をひきおこします。

私達は魔族の王の力を見せつけられました。

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しかし魔王を倒さなければ、この世界は永遠の闇に閉ざされてしまいます。

 

人類の未来、旅の途中で出会った様々な人達の笑顔を想えば、絶対に負けるわけにはいきません。

 

その思いを胸に、必死の攻防が続きます。こちらも満身創痍ですが、さすがの魔王も傷を負っています。油断せずに攻撃と回復の配分を保ちます。

 

このまま何とか押し切りたい所です。しかし魔王は流れる様な剣さばきと、空を駆けるような素早さで私達を圧倒し、なかなか隙がありません。

 

あと一発入れる事ができれば。ここが正念場です。

 

そしてついに魔王の動きを捉えた賢者の一撃。杖の先から魔王めがけて放った光の鳥が

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魔王の身体を貫きました。

 

 

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🐇おおっ!

 

🌟…。

 

🐇これで全てが…。

 

🌟…。魔王はその身を地に落としました。まだ生きてはいますが致命傷だったはずです。

もう戦う事はできないでしょう。後は苦しまないように絶命させてあげます。

 

赤い宝石

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私が剣をとり、魔王に近づいて行くと、妙な事に気がつきました。

確かに胸を貫く傷を負っているのに、なぜか魔王から放たれる暗黒のオーラは弱まるどころか、どんどんと増幅していくのを感じます。

あれは?!

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魔王の手に握られた宝石です。

 

 

一体何を…。すると魔王の身体は瞬く間に黒い霧に包まれました。

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🐇あの赤い宝石は一体?

 

🌟うかつでした。古文献により、魔王の何人かはあのような赤い宝石を所持していた事は確認されていたのです。研究家の間では魔王の象徴と言うのが通説ですが、そのほとんどは謎に包まれています。魔王達が勇者の剣に倒れた時に一緒に消滅してしまうため、現物が残されていないのです。

 

そして伝説の勇者の装備にも似たような赤い宝石がついています。

 

🐇あの鳥のマークの真ん中にあるやつですね?

 

🌟そうです。しかし勇者の装備を研究する事は法律により禁じられているのです。万が一装備の秘密が魔物に漏れたら世界規模の大事件です。

それゆえ同じ材質の物かは研究者によって意見の分かれる所ですが、同じ物だとすれば魔王が装備していたり勇者の装備の一部に使われていたりするため、善悪は問わず何かの強力な力が封じられていると思われます。

 

🐇ふむふむ。

 

🌟伝説によると、魔王の1人は勇者との戦いにおいて、その身を巨大な竜に変えたと言われています。

 

🐇それも宝石の力ですか?

 

🌟恐らくそうでしょう。姿形を似せるだけでなく、戦うための変身には相当の魔力が必要です。

または逆も考えられます。本来の竜の姿を宝石で封印していた場合です。

溢れんばかりの魔力を持つ竜の姿を封印するとあらば、また魔力に溢れた道具が必要となるでしょう。

 

伝説ではその昔、竜の一族というものが存在したとか。その身は竜の姿ですがモンスターとは違い、神の使いであったとされています。随所にかの魔王との類似性が指摘されていますが、なにぶん古い時代の事なので真偽は定かではありません。

 

 

🌟そしてもう1人。巨大な魔力を持つ邪悪な神官

神」を呼び出したそうです。

 

🐇神ですか?

 

🌟そうです。しかし彼の崇拝していた神は破壊の化身。自身を信じる者の命を好物とする邪神です。

勇者に追い詰められ、邪悪な神官はその神を召喚させるために自らを生贄にささげたといいます。

いくらなんでもそう簡単に「神」を召喚できるとも思えません。そこには自らの命の他にも強力な力が存在したと思われます。

 

🐇自らを生贄に…。それではその邪悪な神官は、自分の信じている神の降臨する神々しい姿を目にする事なく…。

 

🌟恐らく…。

 

敵ではありますが、さぞくちおしかった事でしょう…。

 

🌟さらにもう1人。その魔王は全ての攻撃を軽減する

闇のバリアを張る事ができました。その邪悪なの前には、勇者の攻撃すら通じなかったそうです。

しかし勇者は輝く竜の球の力で、それを打ち消しました。

バリアのなくなった魔王は激闘の末、勇者により倒されたそうです。

 

🐇なるほど。勇者の攻撃すら通じない闇のバリアを張る魔力があるのに、それが無くなると倒されてしまったと言う事は…。

 

🌟そのバリアこそ、自身以上の何らかの力と考える事ができます。

 

🐇なんと…。その全てが赤い宝石の所持者と言うわけですか。

 

🌟にわかには信じがたい偶然です。いずれにしても歴史に名を残す魔王達が付けている宝石です。ただのアクセサリーではないでしょう。

 

おや?見て下さい。魔王を包む黒い霧がはれてきました?

 

 

🐇まさか…。

 

 

 

🌟その時、私達は悪夢を見たのです。

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変身

 

 

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🐇何…だと…。

 

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🌟全てにおいて先程とは段違いの強さです。

 

🐇これが…。魔王…。ずずっ(お茶)

 

🌟その通りです。ずずっ(お茶)

 

急いで回復をしつつも相手の攻撃に備え、防衛のため自己強化の呪文をかけます。何とか戦闘態勢を整えました。どんな攻撃をしてこようと、これでしばらくは何とかなるでしょう。

 

しかし…。

 

🐇どきどき…。

 

🌟相手が掌をこちらに向けたとたん、凄まじい衝撃波が私達を襲いました。

ダメージはありませんが、なんと、その心の底までいてつくような死の波動によって、私達の自己強化の全てがかき消されてしまったのです。

この技はごく一部の魔物しか使う事ができません。私も文献で目にした事があるだけでこの身に受けるのは初めてです。まるで魂を抜かれるような感覚。

 

 

私達は魔王の力を改めて知る事になりました。

 

 

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